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エネゲート 近況報告 New's

株式会社エネゲートよりの近況報告

2010.8.17 当社は日本ユニシスとEV向け充電インフラ構築で連携します。

  • 内容

当社は日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)とEV向け充電インフラ構築で連携します。

両社は共同で利用者にとって利便性の高い「充電インフラシステム」を構築し、大阪、京都など関西エリアを始めとして全国に展開します。
当社は電気自動車(EV)・プラグイン ハイブリッド車(PHV)向け給電システム「エコQ電」を開発・発売しています。「エコQ電」システムでは携帯電話とQRコードにより利用者を認証し、その認証と使用電力量の計測値を用いた課金サービスをいち早く実用化しています。
このたびの連携では、当社の得意とする計量・計測・制御技術と日本ユニシスの情報システム技術を組合わせることにより、これからのEV充電インフラの構築を加速し、付加サービスの提供によりEVユーザの利便性の向上を図ります。
具体的には国内各地の社会実証実験に提供実績のあるEV・PHV向け充電インフラシステムサービス「smart oasis(スマートオアシス)(注1)」と「エコQ電」システムをシステム連携し、まず関西エリアで両社合わせて現在25台のEV充電スタンドの設置台数を300台にすること目指します。


1.連携に至った経緯

関西エリアのEV充電インフラ構築を推進する地元自治体からの強い要請を受けて、両社は連携してEV充電インフラの構築とEVユーザの利便性を図るサービスの提供に乗り出すことにしました。

2.共同でのEV充電インフラ構築の加速

これまで独立して設置運用されていた両社の充電スタンドを相互運用できるようにして、EV利用者が両社の充電スタンドを区別なく使えるようにすることにより、社会システムとしてのEV充電インフラの第一歩を踏み出します。 まず、QRコードによる利用者認証機能を有する「エコQ電」にICカード(FeliCaカード)による利用者認証機能を追加し、日本ユニシスの「smart oasis」とのシステム連携を実現します。これにより、「smart oasis」利用者は1枚の利用者カードで「エコQ電」と「smart oasis」が管理するそれぞれの充電スタンドが利用できます。 今後、「エコQ電」ユーザが携帯電話でQRコードを使い「エコQ電」と「smart oasis」が管理する双方の充電スタンドが利用できることを計画します。


3.共同で多様なサービスの提供

両社は、エネゲートが実用化している利用者登録や課金・決済などの機能を相互に補完利用して利用者に提供するのに加え、日本ユニシスが開発し本年3月から「おおさか充電インフラネットワーク」として運用している充電スタンド予約サービスなどの利用者の利便性を高める「付加サービス」を共同で利用者に提供します。 また、エコポイントなどポイントサービスとの連携、カーナビとの連携機能などの多様なサービスを共同で開発し提供します。


4.関西エリアを始めとした全国への共同展開

エネゲートと日本ユニシスは共同でけいはんな地区の次世代エネルギー・社会システム実証に参画し、社会システムとしてのEV充電インフラの構築を目指すとともに、大阪府のEV充電インフラ整備に協力します。エネゲートと日本ユニシスは、さらに全国への展開を目指します。


システム連携イメージ図
注1:smart oasis(スマートオアシス)
日本ユニシスの「smart oasis」は、EVやPHVの充電インフラを利用するための利用者認証機能 や課金機能および充電装置の位置情報・空き情報を提供するシステムサービスです。

*smart oasisは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
*FeliCaは、ソニー株式会社の登録商標です。*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
*関連URL :「エコQ電」    http://www.enegate.co.jp/products/it/it04.html
        :「smart oasis」 http://www.unisys.co.jp/solution/smartoasis/

<報道関係問い合わせ窓口>
株式会社エネゲート
営業開発部営業企画グループチーフマネジャー 竹内
電話:06−6458−7936
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電話:06−6389−5477           お問い合わせはこちら