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エネゲート特集(新工場関連第2弾)が新聞に掲載されました。
8月27日付け 8面
- 記事の概要
「スマートネットワーク」の時代を拓く千里丘工場新ライン本格稼動 〜100周年に向け飛躍期す〜
ECOCUBE(千里丘事業所新工場)のユニット式電力量計の生産ラインが完成し、本格稼働を開始した。
5年後に100周年を迎える同社は、ユニット式計器などのコア製品を軸に、事業領域の拡大を目指すとともに
この新工場を拠点に電気エネルギーのトータルソリューションカンパニーとして飛躍を期す。
新ラインでは、生産機器すべてを最新のものに一新してスペックを向上、また品質管理や生産効率を上げるための工夫が随所で凝らされている。その結果、生産能力は8時間で約1000台、年間で約25万台と飛躍的に向上した。また3階の研究開発部部門では、各種研究とソリューション開発を展開しており、エネルギーマネジメントや太陽光発電用モニターなど、ここで生産される製品を活用した事業領域の拡大の拠点となる。
多山社長のコメント 「新工場は技術の集大成〜多彩な事業展開の場に」
「新工場は社運を賭けたプロジェクトで、当社関係者が検討を重ねてきた技術の集大成である。
100周年に向けて新たな事業をスタートさせる拠点工場と位置づけており、新ラインが完成したこれからが正念場と思っている。
事業方針「深・拡・脱」に基づき、コア事業の強みをより深めながら強化し、従来の計測技術等に加え生産技術などを
横展開(拡大)する。
その上でコアマーケットのみに依存せず、そこから脱却し事業展開していくことが重要だと考えている。
また新工場は研究開発型やソリューション型、さらにグローバル型の事業を行うための拠点機能を持っており、ここから多彩な
事業を展開してゆきたい。」
また社員へのメッセージとして次のように述べた。
「全社員の力で新ラインを立ち上げることができた。この勢いで技術力・社員力をさらに高めて新規事業にも積極的に挑戦し、
低炭素社会実現になくてはならない会社になるよう共に頑張っていきたい」
関西電力(株)土井常務取締役からのメッセージ 「高品質の技術力に期待」
エネゲートには、電力量計の製造、取替工事、修理など、幅広く技術力を発揮していただいており、弊社のよきパートナーと考えている。
弊社では昨年から新計量システムの試験導入を開始しているが、その中核をなすユニット式電力量計には高い品質が求められる。
新工場での高品質な電力量計の製造等を通じて、低炭素社会における電力の安定供給に貢献されることを期待している。
トピックス 「産学連携研究を拡大」
エネゲートでは、新事業への試みの一環として、大学と一体となった産学連携研究の拡大に取り組んでいる。
(京都大学との連携による「実写3次元映像撮影システム」の開発や、大阪大学との連携による「オントロジーの構築・利用技術」の提供など)
また情報通信・エネルギー統合技術の研究開発を受託するなど、国家プロジェクトにも参画している。
