株式会社エネゲート(本社:大阪市北区、代表:廣田禎秀、以下「当社」といいます。)は、本日よりEV充電器用認証・課金システム「エコQ電」が、新たに世界中で広く採用されているEV充電通信規格「OCPP※」対応EV充電器に接続可能となり、認証・課金サービスの提供を開始しましたことをお知らせいたします。
【対応したOCPPバージョン】
・OCPP 1.6
・OCPP 2.0.1
※OCPP:Open Charge Point Protocolの略で、充電設備と管理・運用システム間の通信を標準化するオープンプロトコルです。
充電利用の認証・課金やEV充電器の保守・運用などを専用の端末や特別なネットワークを介さず行うことができます。
当社が2010年から認証・課金サービスを提供している「エコQ電」は、当社独自の通信規格でEV充電器と接続していました。
近年、OCPPに対応した海外メーカー製の高出力のEV充電器の国内市場参入や、2025年度から公共用EV充電器のOCPP対応が補助金交付の要件となる見込みもあり、国内の充電器メーカーにおいてもEV充電器のOCPP対応が進められています。
そこで、今後もエコQ電の認証・課金サービスを多くのお客さまにご利用いただけるようにするため、この度新たにOCPP対応EV充電器にも接続が可能となるように開発を行いました。
これにより、今後、エコQ電対応充電器の設置を検討しているお客さまにとっては、設置可能なEV充電器の選択肢が拡大します。当社は、順次エコQ電と各メーカーのOCPP対応EV充電器との接続試験を進めています。
なお、OCPP対応EV充電器を設置することで、以下のようなメリットがございます。
〇国の補助金要件に対応
現在、国の施策により公共用EV充電器の設置に対し補助金が交付されていますが、2025年度から公共用EV充電器のOCPP対応が補助金交付の要件となる見込みです。
〇EV充電器の保守が手軽に
EV充電器の不具合の多くは再起動で復旧することが多く、今までは現地に駆けつける必要がありましたが、OCPP対応EV充電器であれば遠隔操作で再起動させることが可能となり、EV充電器の保守が手軽になります。
当社は、今後もお客さまのニーズに応え、脱炭素などの社会的課題に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
以上
株式会社エネゲート 営業開発部 充電インフラ営業グループ
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