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株式会社エネゲートよりの近況報告
エネゲート特集(新工場関連)が新聞に掲載されました。
【電気新聞】
4月24日付け 11面
- 記事の概要
〜 「深・拡・脱」へ新たな挑戦 コア事業の拠点−新工場 〜
多山社長あいさつ 「総合力活かし、低炭素社会を実現」
当社は今年で創業95周年を迎え、100周年に向けての中期経営計画に取り組んでいる。 長い歴史ある計器事業を コア事業と位置づけ、これをもっと深め、拡げ、脱することをテーマとした事業展開を考えている。
ユニット式計器の一貫生産により事業を深め、高品質で価格競争力のある製品を提供し、その技術力を活
かし新しい分野に事業を拡げる。
さらにこれらの計測技術と情報通信ネットワークを組み合わせ、エネルギーマネジメントなどの新しいビジ
ネスに挑戦してゆく。
新工場はこれらの事業展開の拠点となる。
ユニット式電力量計 「一貫生産で高品質、低価格化」
最新の生産設備をそろえた新工場は地上3階建てのオール電化仕様で、関西電力が導入を予定している新計量システムの 普及を支えるユニット式電力量計を主に生産する。関西電力の電力流通設備機器機
材のマザー工場として大きな役割を担ってゆくとともに 同社電力機器事業のさらなる発展を担う設備として
フル稼働する。
開発から製造・出荷までの一貫工程を一つの建物内で実現、1,2階は「製造と出荷のフロア」、3階は「研
究開発、ソリューション開発」のフロアとなっている。
屋上には太陽光発電設備や環境保全のための緑化エリアを設置し、また照明設備にもLEDなどを採用す
るなど、工場そのものが最先端エネルギー機器の ショールームとして機能する。7月末頃より本格稼動
し、ユニット式電力量計などの製造能力は従来比 2倍の年間 25万台となり、最高で100万台を目指す。
制御機器、生産能力を拡大「更新需要の増加に対応」
キュービクルなど制御機器の生産ラインの大幅なリニューアルを行った。更新内容は 鉄板加工用ターレットパンチプレス機の更新、 ベンディング装置ソフトウェアの増強、 キュービクル製缶工場〜組立配線〜
検査工場のライン化などで、大幅な自動化と高速化を図っている。
これにより、キュービクルの生産能力は約 2倍に向上する。また、安全性や作業環境が大きく改善されると
ともに、従業員のモチベーションを大きく高めている。